セルフケア

ゆらぎ肌の原因別!正しいスキンケア方法でトラブルに負けない強い肌になろう

美肌パック

肌トラブルが起きると気分が落ち、外出したくなくなりますよね。
ですが、ゆらぎ肌の原因に合わせたスキンケア対策を知っておけばトラブルが起きても安心です。
ゆらぎ肌の正しいスキンケア対策を知って、お肌もココロもポジティブに過ごしましょう♪

ゆらぎ肌対策=ゆらぎ肌の原因を知ること!

ゆらぎ肌に正しく対処するには、自分の肌が荒れてしまう原因を正しく知る必要があります。
なぜすぐに肌バランスが崩れてトラブルが起こってしまうのか?
まずはその原因から探ってみましょう。

ゆらぎ肌の原因は「バリア膜」の乱れにあり!

バリア機能の乱れ

肌が荒れたときには、その刺激となった乾燥や化粧品に注目しがちです。
ですが、実は刺激を与えたものではなく肌の保護機能に問題がある可能性があるのです。
肌の表面には「バリア膜」があり、通常はこの膜が様々な刺激からお肌を守っています。このバリア膜が崩れ、お肌を保護することができなくなると肌荒れが起きて長期化してしまいます。

「バリア膜」を講成するのは?

お肌のバリア膜には次のものが関係しています。

角質層

皮脂膜

皮脂と汗・角層で分解された成分とが混ざり合ってできます。
皮脂線・汗線からそれぞれの成分の分泌が正常に行われていると、皮脂膜が正しく作られ保護機能を果たします。
皮脂膜は非常に薄くお肌の表面に張り巡らされています。
天然の保護クリームとも呼ばれ、乳液のように肌の保湿と保護を行ないます。

皮脂膜は水分の蒸発を防ぐだけでなく、お肌を細菌や雑菌から守る働きもあります。
さらに肌表面のPH値を正常に保ち、弱酸性の状態に保つことにも役立ちます。
肌荒れの原因となる様々な外敵がお肌の内部に侵入するのを防いでいるのです。

皮脂分泌量が少なく皮脂膜が少ないと、乾燥肌や敏感肌になりがちです。
反対に皮脂の分泌量が異常に多いと脂性肌になってしまいます。
保護膜を作ることのできるクリームなどを使うと、皮脂のバランスが崩れたお肌をケアすることができます。

ちなみに皮脂量は正常なのにお肌の内部の水分保持ができていない場合には、インナードライ肌と言えます。
その場合は皮脂膜ではなく内部の潤い不足が原因です。
お肌が本来持つ水分保持力を上げるスキンケアがおすすめです。

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天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子とは、表皮にある角質層の水分を保つ働きのある成分です。
角質層は0.02ミリほどの薄い層ですが、細胞が重なり合いその間を天然保湿因子と細胞間脂質とが埋めています。
細胞どうしをつなぎとめ、水分を逃がさないようにする重要な働きをしているのです。
天然保湿因子はアミノ酸、尿素などにより講成されています。
水分を吸着して保持する働きがあるので、この天然保湿因子が少ない状態ではいくら保湿してもすぐに乾燥してしまいます。

天然保湿因子は年齢とともに減少してしまいます。
正常であればターンオーバーの周期で新しく作られるのですが、年齢ゆえにターンオーバーが乱れていると天然保湿因子も正常に作られず減少していってしまいます。
アミノ酸成分を配合した化粧品を使うことで、少なくなった天然保湿因子を補うことができます。

細胞間脂質

天然保湿因子と同じく、角質層の細胞の間を埋めて水分を保つ役割をしています。
細胞間脂質はレンガを埋めるセメントのような役割をしていて、細胞をつなぎとめ剥がれないようにしています。
水になじむ成分と油になじむ成分とが混ざってできているので、水分をつなぎとめて逃がさず・それでいて皮脂膜となじみ保護機能を補う働きしています。

細胞間脂質は半分がセラミドでできています。
年齢・乾燥などにより失われてしまう細胞間脂質を補うためには、セラミド配合の化粧品がおすすめです。
セラミドの中でもおすすめなのが、浸透率の良い「ヒト型セラミド」です。

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これら3つの成分のどれかひとつが欠けているだけでも、お肌のバランスは乱れてしまいます。
あなたのゆらぎ肌の原因は、どれかが欠けている証拠かも?
お肌のバリア膜について理解できたところで、ここからはお肌トラブルが起きた場合の対策について調べましょう!

あなたのゆらぎ肌の原因は?対処法とスキンケアのコツ

疑問

ゆらぎ肌の原因・状態により行なうべきスキンケアは変わります。
あなたのお肌に必要なゆらぎ肌対策はどれ?
まずはゆらぎ肌の原因から見てみましょう。

ゆらぎ肌の原因は?

ゆらぎ肌バリア膜が正常に働かず、保護機能が発揮されていない状態です。
その状況で何らかの刺激があるとお肌が炎症を起こし、肌荒れとなってしまうのです。

ゆらぎ肌の原因①季節の変わり目

秋・春などの季節の変わり目には肌のバランスが崩れがちです。
気温の急激な変化、乾燥、紫外線の増加などが関係し、バリア膜のバランスも崩れてしまいます。

こちらの記事でも季節ごとの肌の変化について詳しくまとめています。

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ゆらぎ肌の原因②年齢による変化

加齢によりホルモンバランスが崩れると、ターンオーバーの周期も乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れるとバリア膜をつくる周期も乱れ、保護機能が弱まります。
新しい細胞が生まれる速度も遅くなり、古い細胞がどんどん溜まってしまいます。
年齢により減少するセラミド、皮脂を補うスキンケアが効果的でしょう。

ゆらぎ肌の原因③生理周期

生理の周期ホルモンバランスに影響を与え、お肌の状態を左右します。
生理の一週間前からはお肌の皮脂量が増え、べたつきやにきびが出てきます。
皮脂量を抑えるスキンケアがおすすめです。

生理中にはお肌は過敏な状態で、少しの刺激で荒れてしまいます。
かぶれ、吹き出物などが起きやすいです。
刺激を与えないように、新しいスキンケアなどは使わずなるべくシンプルな化粧品でケアしましょう。

ゆらぎ肌の原因④花粉などの刺激物

花粉、化学物質など特定のものが肌に刺激となっている可能性もあります。
この場合、バリア膜を強化してお肌の内部に刺激物が到達しないようにする必要があります。
お肌の表面に膜を張ってくれるクリームがおすすめ!
特に膜を張りながら水分を閉じ込めて、お肌本来の補修機能を回復してくれるアイテムが効果的です。

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ゆらぎ肌の原因別のおすすめスキンケアがわかりましたね!
ここからは、ゆらぎ肌のレベルに合わせた正しい対処法をご紹介します。

ゆらぎ肌のレベル別!おすすめスキンケア方法は?

ゆらぎ肌、と一言に言っても、その肌トラブルのレベルによりスキンケア方法は異なります。
お肌のトラブルレベルに合わせたスキンケアで、肌状態がひどくなるのを防ぎましょう。

ゆらぎ肌レベル①なんとなく肌が不調・・・

肌の不調

なんとなく肌がごわつく、脂っぽい・・・などの何となく感じる不調には、肌状態が悪化しないための対策が必要です。
炎症が起ってしまう前に、抗炎症効果のあるスキンケア製品を使いましょう。
肌の調子が悪くなったらこれ!というSOSアイテムをひとつ持っていると、肌の調子が崩れがちなときにも安心です。

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ゆらぎ肌レベル②肌がピリピリする・・・

肌の痛み

刺激が痛みに変わってきているなら、肌のバリア機能が崩れて内部で炎症が起こっている状態です。
敏感肌用のスキンケアに切り替えましょう。
低刺激で自然派のものを使用し、これ以上お肌に刺激を与えないことが大切!

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ゆらぎ肌レベル③ガサガサ・赤みが出て痛い!

肌の赤み

赤みなどが出ている場合は、内部で炎症が深刻化している可能性があります。
化粧水は反対に刺激となってしまうかもしれません。
思い切ってふだんのスキンケアを中断して、水分蒸発を抑えるクリームだけを使用しましょう。
クリームも化学成分が少なく刺激の少ないものがおすすめです。

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スキンケア以外にも!覚えておきたいゆらぎ肌の原因と対策

スキンケアを見直すだけでなく、生活習慣を見直すことでもゆらぎ肌対策ができます。
覚えておきたいゆらぎ肌対策方法をご紹介します!

生活習慣を見直そう

睡眠不足お肌の細胞が生まれ変わるのを防いでしまいます。
特に夜の22時から2時までの間に新しい細胞が生まれると言われていますので、この時間にしっかり睡眠を取ることでターンオーバーが正常になりバリア膜も正常に生み出されます。

運動不足体に酸化物質を溜め込んでしまうため、お肌の大敵です。
酸化物質はお肌の細胞を老化させてしまうからです。
適度に体を動かして新鮮な酸素・栄養素がお肌に届くようにしましょう。

栄養不足・特にビタミンが不足しているとお肌の新陳代謝の力が衰えてしまいます。
ビタミンEなどお肌の新生に役立つ栄養素をしっかりと摂取して強いお肌を作りましょう。

ストレスを溜めない

リラックスタイム

実は上記の生活習慣の乱れはストレスからきていることが多いものです。
ストレスが溜まるとついつい飲みすぎたり食べ過ぎたりしてしまいますよね。

精神的ストレスは血管を収縮させるので、お肌に酸素や栄養素が送られるのを防いでしまいます。
また嫌なことがあっても無理をしたり我慢を続けていると、酸化物質が体内に溜まります。
ストレスを発散せずに溜めたままでいると、そちらに抵抗するために免疫力が働くためにお肌の修復を行なうことができず肌荒れが深刻化してしまう可能性もあります。

大事なのはストレスを溜めずに上手に発散すること!
ストレスを感じたらこのカフェに行く・ストレスを感じたらウォーキングする、などなど自分なりのストレス対策を決めておくと良いでしょう。
そうすることで、その行為をすることでストレスを抱え込まず断ち切ることができるそうです。

紫外線対策をしよう

紫外線を浴びると、お肌の奥で活性酸素が作られてしまいます。
活性酸素がお肌の内部に溜まると、細胞が老化しバリア機能も低下してしまうのです。
普段から日焼け止め効果のある化粧下地を使うことや、帽子や日傘を使うことを習慣化しましょう。
少しずつの積み重ねが、ゆらぎ肌に抵抗するコツなのです。

まとめ

ゆらぎ肌の原因は、バリア膜が弱まっていることにあります。
そのバリア膜を強くし、お肌を保護する力を強める成分を配合したスキンケアを選びましょう。
また肌のトラブルのレベル別にスキンケアも変わってきますので、トラブルのレベルに合わせた正しいスキンケアが大切です。
ゆらぎ肌は変えられる!
マイナスループから抜け出すために、いまこそ本格的にゆらぎ肌対策してみては?