「スキンケアを変えるたびに、ヒリヒリしたり、赤くなったり、怖くなる…」
敏感肌・ゆらぎ肌さんなら、一度はそんな経験があるのではないでしょうか。
私自身、
✔ 薄肌
✔ 酒さ気質
✔ 季節や体調で荒れやすい
という肌タイプで、「良さそう」と思って買ったスキンケアで逆に肌荒れしてしまったことも何度もあります。
だからこそ大事なのが、
“流行”より“成分”で選ぶこと。
この記事では、
敏感肌に本当に合いやすい美容成分
逆に注意したい成分タイプ
成分の選び方のコツ
を、成分オタク目線でまとめました。 🌿

敏感肌さんが自分に合うスキンケアを選ぶ時の参考にしてね。
敏感肌に合う成分を選ぶときの基本ルール

まず大前提として、敏感肌さんのスキンケアで一番大切なのは、
肌のバリア機能を壊さないことです。
そのために意識したいのはこの3つ:
- 保湿・バリア機能を守る成分
- 炎症・赤みを抑える成分
- 肌修復をサポートする成分
これを踏まえて、本当に使いやすい成分をカテゴリ別に見ていきましょう。

敏感肌はとにかく守りが重要!
保湿・バリア機能を守る成分

セラミド(ヒト型セラミド)
敏感肌さんにとって、最優先で取り入れたい成分No.1。
角層のすき間を埋めて、水分蒸発を防ぎ、外部刺激から肌を守ってくれます。
特におすすめなのは:
- セラミドNP
- セラミドAP
- セラミドEOP
乾燥・粉ふき・メイクヨレが気になる人にはおすすめ!
実際に、セラミドNP・パンテノール・ツボクサエキス配合クリームを使用した臨床研究では、敏感肌の赤み・刺激感の軽減と、バリア機能(TEWL)の改善が確認されています¹。
ヒアルロン酸
水分を抱え込む力に優れた保湿成分。
敏感肌でも刺激になりにくく、即効性のあるうるおい感が特徴です。
角層水分量を増やし、洗顔後のつっぱり感やインナードライの改善に役立つことが報告されています²。
✔ 洗顔後のつっぱり防止
✔ インナードライ対策
におすすめできる成分です。
グリセリン
実は最も安全性が高い保湿成分のひとつ。
シンプル処方が合う敏感肌さんにはかなり心強い存在です。
角層の水分保持能を高め、皮膚刺激が極めて少ないことから、敏感肌用処方のベース成分として広く使用されています²。
鎮静・赤みケアに向いている成分

ツボクサエキス(CICA)
韓国コスメで有名になった鎮静成分。
炎症を抑え、ニキビ・赤み・ゆらぎを落ち着かせる働きがあります。
✔ マスク荒れ
✔ 季節の変わり目のゆらぎ
✔ 肌がピリつく時
におすすめ。
センテラアジアチカに含まれるマデカッソシドなどの成分が、炎症性サイトカインを抑制し、赤みや刺激感の改善に寄与することが複数の研究で報告されています³。
アラントイン
肌荒れ防止・修復促進作用があり、医薬部外品にも使われる成分。
✔ 赤みが出やすい
✔ 摩擦ダメージを受けやすい
そんな人にはアラントイン入りがおすすめ。
角化細胞の炎症反応を抑制し、紫外線刺激による炎症性物質の産生を低下させることが示されています⁴。
グリチルリチン酸2K
甘草由来の抗炎症成分。
ニキビ予防・肌荒れ防止アイテムによく配合されています。
※ 長期連用でも安全性が高く、敏感肌でも使いやすいのが特徴。
皮膚の炎症反応を穏やかに抑え、赤み・かゆみ・刺激感の軽減に寄与することが研究で報告されています⁴。
肌修復・エイジングケアもできる成分

ナイアシンアミド(低濃度)
シワ改善・美白・バリア機能強化など多機能な成分。ナイアシンアミドは角層セラミド量を増加させ、皮膚バリア機能を改善することがヒト試験で示されています²。
ただし、高濃度だと赤み・ヒリつきが出る人もいるため、敏感肌さんは
✔ 2〜5%程度
✔ セラミド入り処方
を選ぶのがおすすめです。
敏感肌さんが美容液で一番取り入れやすいと思う成分。
パンテノール(プロビタミンB5)
肌修復・炎症抑制・保湿の三拍子成分。
韓国コスメでは「鎮静・バリアケア枠」の定番。
薄肌・酒さ気質さんにも比較的使いやすい成分です。
D-パンテノールは角層水分量を増やし、バリア機能を改善し、炎症反応を抑制する作用が報告されています¹⁴。
アミノ酸
角層の天然保湿因子(NMF)を構成する成分。
刺激が少なく、バリア機能をやさしくサポートします。
✔ 洗顔料
✔ 化粧水
✔ 乳液
すべての工程で使いやすい万能成分。
アミノ酸は皮膚の水分保持・バリア機能維持に重要な役割を果たしており、刺激が少ない成分群として敏感肌向け処方に用いられています²。
敏感肌さんが慎重になりたい成分タイプ

ここもすごく大事なので、あえて書きます。
以下は必ずダメではないけど、肌状態によっては刺激になりやすい成分です。
✔ 高濃度ビタミンC(アスコルビン酸)
毛穴・美白・皮脂ケアに優秀ですが、薄肌・酒さ気質さんにはヒリヒリ・赤みの原因になることも。
→ 誘導体タイプ or 低濃度からがおすすめ。
✔ レチノール
エイジングケアの王様ですが、皮むけ・赤み・A反応が起こりやすい成分。
敏感肌さんは
・低濃度
・セラミド入り
・週1〜2回
からが安心。
✔ アルコール(エタノール)
清涼感・浸透感アップのために配合されることが多く、脂性肌向けには◎ですが、乾燥型・薄肌・赤み肌さんには刺激になる場合も。
敏感肌向け成分選びのコツ3つ

① 「多機能成分1つ」より「守る成分2〜3つ」
攻め成分1本勝負より、
👉 セラミド+パンテノール+CICA
のようなバリア重視処方が安定しやすいです。
セラミド・パンテノール・CICA配合製品は敏感肌のバリア機能を改善し、赤み・刺激感を軽減したという臨床研究があります。
② 成分濃度が書いてある商品は慎重に選ぶ
濃度明記=悪ではありませんが、敏感肌さんは
✔ 低濃度
✔ 段階導入
が鉄則。
③ 肌荒れ中は「鎮静・保湿・修復」だけに絞る
赤み・ヒリつきがある時は、
❌ 美白
❌ 毛穴
❌ 角質ケア
は一旦お休みして、
肌を守る処方だけに戻すのが回復近道です。
よくある質問(敏感肌さんQ&A)
Q. 敏感肌でもビタミンCは使えますか?
→ 使えますが、
✔ 誘導体タイプ
✔ 低濃度
✔ バリア成分入り
がおすすめです。
Q. ナイアシンアミドは刺激になりますか?
→ 人によります。
薄肌・酒さ気質さんは
2〜5%以下からが安心です。
Q. 「低刺激処方」なら安心ですか?
→ 目安にはなりますが、成分構成を見る方が確実です。
特にアルコール・精油・ピーリング成分の有無はチェックを。
まとめ|敏感肌は「守れる成分」で選ぶのが正解

敏感肌さんのスキンケアは、
✨ 効かせるより
🌿 壊さない
🤍 守る
が最優先。
特におすすめ成分は:
「なんとなく良さそう」ではなく、
「今の肌に必要な成分かどうか」で選べるようになると、
スキンケア迷子は確実に減ります。

全てを取り入れるのは難しいけれど、保湿をベースに鎮静したい日と肌回復をしたい日で使い分けスキンケアをすることがおすすめだよ!
参考文献リスト
→ センテラアジアチカ(CICA)・セラミド・パンテノール配合クリームが敏感肌の赤み・刺激感を改善し、バリア機能(TEWL)・水分量を有意に改善したと報告されています。
→ ニキビアミド(ナイアシンアミド)、パンテノール、アラントイン、グリチルリチン酸が敏感肌製品でよく使われ、その作用機序とエビデンスが分析されています。
→ 敏感肌では角層バリア機能が低下しやすく、セラミドがその補強に重要である点がまとめられています。
→ セラミドが敏感肌のバリア機能を改善し、保湿・刺激軽減に寄与するという観点から有効性が議論されています。
→ アラントイン、パンテノール、グリチルリチン酸2Kなどの成分が炎症性サイトカインや赤み関連の因子を抑制する可能性が示されています。


